文藝部オンラインノート
2023.04.01
雨和の個人サイト、爆誕。需要は未知数。
大学卒業までまだまだある(なぜでしょうね?)身ですが、卒業後も創作活動を続けるための布石として個人サイトを開設しました。
いままでこちらで掲載していた作品をまとめております。ファンの方が居ればぜひどうぞ。
<URL>amao.cloud-line.com/
追伸:新歓号で掲載予定の新入生、新社会人を応援する詩「春特有の先輩風」を個人サイトで先行公開しました。下記リンクからも見れます
2023.02.03
豆まきはどこまで横着するか
今日は節分ですね。行事に則って普段食べないものを食べるのが楽しいと感じるお子ちゃまなので、先日煎り豆と魚を買い、今日恵方巻と称してロールケーキを手に入れる予定です。豆も始めは納豆で良いかな……とか思ったのですが、魚も鰯を用意できず鮭の切り身になってしまったので、豆だけは本物を用意しました。
実家では小袋に入ったままの豆を投げていましたが、今年は鬼を一撃必殺するためにジッパー付きの袋に入った豆をそのまま投げようと思います。横着? 何のことですかね……。
そういえば柊をすっかり忘れていました。七夕の笹で良いか。
2023.01.24
雨和のあとがき(創苑2号)
どうも、課題に追われている割には人生エンジョイしていると思われている雨和です。やはりあとがきを書くのが好きなので創苑2号分も書いていきます。
「睡眠学習」
これはコロナウィルスが感染拡大しはじめた頃に書いたものです。文藝部のTwitterでいいねの分だけ新入生歓迎号に作品を載せる企画の一環でつくりました。二年以上前の作品なので……何も覚えていませんね。どうせお布団にくるまってそれっぽいこと言ってるだけですよ、多分。
「フローズンラブ」
創苑1号に掲載した「想う」と対になる詩を書きました。握りしめたからこそ失うものもあることに気付いていながら、だからこそずっとそばにいてくれる存在を探し求めるのでしょう。
「すきなうた」
「睡眠学習」と同じく二年以上前に書いたものです。わたくし某男性アイドルプロデュース系ソシャゲ(あんさんぶるな方)が好きでして、新曲を気に入ってCDを購入したらB面の曲の歌詞に自分の詩で、自分の言葉で書きたかったことが言われて悔しくなった気持ちを表現しました。聞いてみて欲しいけど、名前出していいのかな……。
「くすみブルーの愛を」
クソデカ感情をくしゃくしゃに丸めてポイッとした作品です。器用な君はギリギリセウトで過ごしているが、君ほどの器用さなら余裕のセーフな人生を送ってほしいです。頑張ってアウトから抜け出せない私が哀れなんです。
「オールドバス」
実体験を詩にしたので実質エッセイです。見たことないバスに乗ってワクワクしていたら知らない道にドナドナされるところでした。危ない。水戸で見かけたので水戸勢は是非探してみてください。
「環状リテレート」
思想が人類アンチに傾いていた時に書いた、曲があれば歌になるように意識して書いたものです。色々と比喩を混ぜ混ぜしてみました。
「短歌集<冬の陣>」
前回のアルタネイティブだったか、水戸文学だったかに載せた短歌集で味を占めてまた書いてみました。今回は私生活を中心に(逆に公なんてあるのか?)詠みました。多分しばらく続けます。書いてほしいテーマなどありましたらコメント等にどうぞ。
あとひと月もすれば茨大にも春休みが訪れます。今年の春休みは何を為せるかな……。
2023.01.24
あとがき 睡眠薬と煙草:冬
『睡眠薬と煙草:冬』
「ふつう」でいられない自分への嫌悪感、現状への焦り、それらに対する諦観、現実逃避、等々を下地にして、自分が異常であることをいやでも強く意識させてくる睡眠薬と、そんな自分を肯定して、ほんの少しだけ寄り添って慰めてくれる(ような気がする)煙草をテーマに書き上げた作品です。
毎度のことながら、実体験をベースにして、普段ボケーっと考えている取り留めもないことを、他人様に見せられる程度に整えただけの、なんとも形容し難い文章になりました。
メタ的なお話をすると、今作は試験的な過程を経て誕生しました。というのも、私が睡眠薬を摂取すると(おくすりの種類や個人差もあるのでしょうが)、どうにも身体と思考がフワフワする傾向にあるらしく、その瞬間を文章に残すことができないだろうか、と試行錯誤した結果がこの作品になっています。
なにぶん薬を飲んだあとは頭が働かないもので、なんとか努力して残したメモを元に、素面のときに当時の自意識を回想しながら書く、という作業を何度も繰り返しました。文章量やクオリティのわりに手間のかかった、燃費の悪い作品と言えるかもしれません。
総評としては、過去の自分の思考を客観的に見つめ直すという観点からすると、自身にとっては非常に意味のある作品であると言えなくも無いのですが、感傷的で自己本位な、私の中の気持ちの悪い部分がいつも以上に強く出てしまった文章になったな、という印象です。
作品については概ね語り終えてしまったので、ここからは創作論について感じたことを書き残しておこうと思います。
創作に触れてはや四年になりますが、どうやら私は、自己を離れて世界を空想・創造して物語を書き上げる、ということができない性分のようで、創作の源はほとんど内的なものになっています。
只管に自己を見つめ直し、掘り下げて、ネタになりそうな部分を発掘してきて、それをなんとか作品と呼べる体裁に整えて…… という一連の努力の結果として、今回のようなよくわからない文章が出来上がっている、という訳です。
ふと、他の部員はどんな方法で創作に取り組んでいるか気になって、何人かに尋ねたことがあるのですが、まさしく十人十色といった様子でした。
日常からの思いつき・連想、こんな世界なら面白いかなという空想、魅力的なキャラクターに世界や設定を着せる…… 等々。それぞれに違った作品の産みかたがあることを発見して、非常に興味深く思った記憶があります。
私にはとても真似できない方法で創作に取り組んでいる部員達と、それぞれの持つ視点から文芸について語り合えるというのは、非常に恵まれたことだな、といつも感じています。良き同士たちと巡り会えた己が好運に、感謝の念が絶えません。
最後になりますが、いつにも増して自己満足を極めた文章となった、『睡眠薬と煙草:冬』を読んで頂けました方、改めて御礼申し上げます。こんな拙作ではありますが、読まれた方の心に、ほんの少しでも何か感じるものがあったなら、この上なく嬉しいです。
2022.12.22
ゆうちゅうばぁなるもの
文藝部、もっと発信できる場所があるのでは? と最近考えるようになりました。
誰かに作品を読んでもらえるだけで嬉しいのですが、私はそこそこにかまちょなので受け取り手がよりレスポンスしやすい媒体でも何かしたいなぁ、と、具体的にはこのような考え。そんなときオンライン部室を覗いたら、どうやら弊部にはまだ使われてなさすぎるYouTubeのチャンネルがあるとの情報が。これはチャンスなのでは? 文藝部、YouTuberデビューしようぜ。
……とはいえ、映像で何ができるようになるか、文藝の可能性をどうやって広げるか、という肝心な部分が曖昧なままです。文藝部っぽいのは詩や短編の朗読、執筆配信とかですかね。ワイワイしながらリレー小説やってるのとかはぜひ見てみたいのですが、客観的には需要があるとは……ちょっと……。もう振り切れることにするならゲーム会(有志を募って毎週遊ぶ会)の配信とか、本当に実際あるべき活動とかけ離れそうです。TRPG配信ならワンチャンあるか? というくらいですね。
挑戦はしてみたいものの、「活動」にするにはハードルが高いです……でもやってみたい……。
2022.12.18
ケーキとプレゼントとごちそうとお酒
雨和七瀬です。今日は後輩たちを連れて、来週のクリスマスコンパで食べるケーキを予約しに行きました。10人を超えているのもあり、一緒に行った後輩たちと「たくさん食べたいよね~」みたいなノリで、小さめ(とは言っても4~5人分のサイズ)のケーキを2ホール予約しました。甘めのと苦めのチョコレートのものを用意したので、甘いのが苦手な人でも少しは楽しめたらいいな、と考えています。
クリスマスコンパといえば、プレゼント交換も楽しみです。誰に渡すことになるのか、誰から何をもらうのか、そしてクリスマスコンパを一番沸かせるのは誰なのか。もう頭の中はケーキとプレゼントとごちそうとお酒でいっぱいです。でも、浮かれるだけじゃなくてちゃんとプレゼント用の包装は用意しないと。あと課題。
ふふふ、待ってろ部員たち、私のプレゼントに笑い転げたり困惑したりして最終的に喜ぶがよい……。
2022.12.12
文藝部のロゴ(勝手に)作ってみた
このたび私、天啓を受けまして、茨城大学文藝部のロゴマークというものを(勝手に)デザインして参りました。
添付させていただいた画像がその標章でございまして、簡単にはIbaraki UniversityのIとU、並びに縦書き2行で「文藝」の文字を図案化しております。
中央の「i」の上部の四角形は燃える部員の創作の灯をイメージしており、下部にはその魂をもって書きつくるためのペン先を。
また後ろの「U」部分は開かれた本の形を模式化したもので、本には「文藝」とシンプルに我々の部の名称を記しました。
茨苑祭の際にこのマークを用いた徽章を部員が身に着けている姿などを勝手に想像しつつ、〆させていただこうかと存じます。
添付画像は仮に作成した試作徽章の第一号ですが、将来的にはちゃんとした金属製で作れたら嬉しいなあ、などと思いを馳せつつ、
新入生歓迎や茨苑祭の景品等にロゴマーク入りの粗品が用意されたら面白いなあ、などと妄想を膨らませつつ、
こんどこそ今日のお話は〆させていただこうかと思います。
なお、ロゴマークにつきまして何かご意見ご感想、アイデア等ございましたら、お気軽にコメント欄をお使いください。
それではまた、お元気で。
来年の茨苑祭をお楽しみに……(?)
2022.12.04
あとがき:愛憎
お初にお目にかかります。湫を自称している文藝部員です。名前だけでも覚えて頂けますと嬉しいです。こういった時に何か気の利いた一文でも付け加えるのが文藝部員のたしなみなのでしょうが、恥ずかしながらそういったセンスは持ち合わせていないので、早速ですがあとがきの方に入らせていただきます。
『愛憎』
愛が憎しみに至る過程と加害、それに対する赦し、不完全な母娘、メンヘラ…… 等々重めのクソデカ感情をテーマに据えて書き上げました。二十歳そこらの青二才がこんな重い話を扱って、あまつさえ小説にするなんておこがましいにも程がある、と重々承知の上ではありましたが、なんとか自分の中では満足のいく作品に仕上げられたと感じております。
この作品は、所謂、「機能不全家族」に生まれた少女が大人になって二児の母となったことで、過去の母の姿と今の自身を重ね合わせ、精神的な赦免に至ったものの、当人の本心は聞けずじまいだった…… というお話です。全体的に暗く湿っていて、後味の悪そうなお話にはなりましたが、生命や新しさを想起させる結びの文でなんとかバランスを取ろうと無駄な抵抗をしてみました。
メタ的な反省をすると、梓さんの家族内における父と弟の影の薄さが目立ちすぎたな、と感じています。言い訳をさせていただくならば、梓さんの視点から話を展開する以上、目に映るのは彼女の興味に沿ったものではなくてはと思い、彼女の心の大部分を占めるであろう、母と祖母の話が中心になってしまった、という訳です。そうだとしてもあんまりではあったので、今後の創作においては気をつけていきたい所存です。
さて、ここからは作品の外に目を向けて、裏話的ななにかをしたいと思います。いくらかの部員にはお話したのですが、実の所、『愛憎』は私の知り合い、つまり実在する人物の半生に着想を受けて書き上げました。その方はあっけらかんと、まるで普通のことのようにお話ししてくれたのですが、そこに至るまでの当人の心境の過程を想像し、心に深く染み入り、思うところがあったので、小説の題材にする許可を頂き、この作品が生まれることになりました。この場をお借りして改めて御礼申し上げます。このあとがきを読んでいただけているかはわかりませんが……
最後に、「愛憎」と銘打った作品を書くにあたって、私なりに色々と愛や憎しみについて改めて考察もしてみたのですが、そんな難しいことを考えてみても、愛どころか初恋も知らない、恋に恋する乙女である私には答えは見つかりませんでした。私はなにもわからないままでしたが、この作品を読んでいただけた皆様の、心の琴線にほんの少しでも触れられていたら、と願うばかりです。
2022.11.18
グッズがあると催し物に便利だと思うの
ゲームコーナーの景品に困りたくない……!
先日の茨苑祭では近所のお店で買ってきたお菓子を詰め合わせセットにしましたが、コロナ前は屋台の食券を集めて景品にしていましたが、今回集まらなかったので(というか集まらないと思ったので)この形式になりました。それにプラスして今回777枚でサイン入り部誌と交換という、準備日の場酔いのノリで決めた景品を用意しました。ほんと、狙ってくださった方、交換してくださった方がいて良かった……。今回他の人が指名されてもめちゃくちゃ嬉しかったので、私個人としては来年も用意しておきたいですね。サインの練習しておきます。
で、本題。「お菓子って文藝部っぽさは無いよね? 問題」。私が文藝部中毒者だからかもしれませんが、部誌以外にも安価なグッズがあったら買ったりコインで交換したりするよな、などと思うわけです。缶バッジとか。最初は、Twitterやっている人多いしTwitterアイコンの缶バッジを交換対象にすれば良いのではと考えたのですが、Twitterをやっていない人と差異が生まれるのもなぁ、などと色々数人で思案した結果、マスコットキャラって結構良いのではという結論に達しました。
現在茨大文藝部のTwitterやホームページのアイコンはお借りしているものなので、これを機にオリジナルにするのも良いなぁ、と妄想したり。
あ、私のアイコンの缶バッジは個人的に割とマジで作ってみたいと思っています。忙しいので本当にできるかは分からないので、懸賞みたいなノリでお楽しみに。
2022.11.15
嵐のような祭り、2日間
超多忙の茨苑祭、終了!!
1年生以来2回目の茨苑祭を無事に終えられて、楽しかったし、ほっとしています。
1回しかやって無いくせに先輩面するのは内心不安なところもありましたが、同期や院生の先輩方はものすごく頼れるし、後輩たちはしっかり者で飲み込みも早く、来年から後輩たちに任せても大丈夫そうだなと感じられました。まあ私、悲しきかな来年も居るのですが。
私は今回、久々に小説を書き、水戸文学に掲載してもらいました。部誌を入手した方々にはぜひ読んでいただきたいです。作者本人が見た夢を脚色したものなので内容は若干分かりにくさが残ってしまいましたが、そこを含めて楽しんでいただければと思います。また、アルタネイティブには最近あったニュースに突き動かされて書いた詩や、連句会で創作意欲が湧いて書き散らした短歌などを載せてもらいました。詩は今回「パズル」をテーマに形も意識して書いてみました。短歌は本当に書き散らしを寄せ集めたものなので、私の赤裸々な大学生活の様子を楽しんでいただければと思います。
来年はもうちょっと穏やかに過ごしたいものです。(来年も対面でやるのかな?)
- 1 / 2
- »