文藝部オンラインノート
2022年12月
2022.12.22
ゆうちゅうばぁなるもの
文藝部、もっと発信できる場所があるのでは? と最近考えるようになりました。
誰かに作品を読んでもらえるだけで嬉しいのですが、私はそこそこにかまちょなので受け取り手がよりレスポンスしやすい媒体でも何かしたいなぁ、と、具体的にはこのような考え。そんなときオンライン部室を覗いたら、どうやら弊部にはまだ使われてなさすぎるYouTubeのチャンネルがあるとの情報が。これはチャンスなのでは? 文藝部、YouTuberデビューしようぜ。
……とはいえ、映像で何ができるようになるか、文藝の可能性をどうやって広げるか、という肝心な部分が曖昧なままです。文藝部っぽいのは詩や短編の朗読、執筆配信とかですかね。ワイワイしながらリレー小説やってるのとかはぜひ見てみたいのですが、客観的には需要があるとは……ちょっと……。もう振り切れることにするならゲーム会(有志を募って毎週遊ぶ会)の配信とか、本当に実際あるべき活動とかけ離れそうです。TRPG配信ならワンチャンあるか? というくらいですね。
挑戦はしてみたいものの、「活動」にするにはハードルが高いです……でもやってみたい……。
2022.12.18
ケーキとプレゼントとごちそうとお酒
雨和七瀬です。今日は後輩たちを連れて、来週のクリスマスコンパで食べるケーキを予約しに行きました。10人を超えているのもあり、一緒に行った後輩たちと「たくさん食べたいよね~」みたいなノリで、小さめ(とは言っても4~5人分のサイズ)のケーキを2ホール予約しました。甘めのと苦めのチョコレートのものを用意したので、甘いのが苦手な人でも少しは楽しめたらいいな、と考えています。
クリスマスコンパといえば、プレゼント交換も楽しみです。誰に渡すことになるのか、誰から何をもらうのか、そしてクリスマスコンパを一番沸かせるのは誰なのか。もう頭の中はケーキとプレゼントとごちそうとお酒でいっぱいです。でも、浮かれるだけじゃなくてちゃんとプレゼント用の包装は用意しないと。あと課題。
ふふふ、待ってろ部員たち、私のプレゼントに笑い転げたり困惑したりして最終的に喜ぶがよい……。
2022.12.12
文藝部のロゴ(勝手に)作ってみた
このたび私、天啓を受けまして、茨城大学文藝部のロゴマークというものを(勝手に)デザインして参りました。
添付させていただいた画像がその標章でございまして、簡単にはIbaraki UniversityのIとU、並びに縦書き2行で「文藝」の文字を図案化しております。
中央の「i」の上部の四角形は燃える部員の創作の灯をイメージしており、下部にはその魂をもって書きつくるためのペン先を。
また後ろの「U」部分は開かれた本の形を模式化したもので、本には「文藝」とシンプルに我々の部の名称を記しました。
茨苑祭の際にこのマークを用いた徽章を部員が身に着けている姿などを勝手に想像しつつ、〆させていただこうかと存じます。
添付画像は仮に作成した試作徽章の第一号ですが、将来的にはちゃんとした金属製で作れたら嬉しいなあ、などと思いを馳せつつ、
新入生歓迎や茨苑祭の景品等にロゴマーク入りの粗品が用意されたら面白いなあ、などと妄想を膨らませつつ、
こんどこそ今日のお話は〆させていただこうかと思います。
なお、ロゴマークにつきまして何かご意見ご感想、アイデア等ございましたら、お気軽にコメント欄をお使いください。
それではまた、お元気で。
来年の茨苑祭をお楽しみに……(?)
2022.12.04
あとがき:愛憎
お初にお目にかかります。湫を自称している文藝部員です。名前だけでも覚えて頂けますと嬉しいです。こういった時に何か気の利いた一文でも付け加えるのが文藝部員のたしなみなのでしょうが、恥ずかしながらそういったセンスは持ち合わせていないので、早速ですがあとがきの方に入らせていただきます。
『愛憎』
愛が憎しみに至る過程と加害、それに対する赦し、不完全な母娘、メンヘラ…… 等々重めのクソデカ感情をテーマに据えて書き上げました。二十歳そこらの青二才がこんな重い話を扱って、あまつさえ小説にするなんておこがましいにも程がある、と重々承知の上ではありましたが、なんとか自分の中では満足のいく作品に仕上げられたと感じております。
この作品は、所謂、「機能不全家族」に生まれた少女が大人になって二児の母となったことで、過去の母の姿と今の自身を重ね合わせ、精神的な赦免に至ったものの、当人の本心は聞けずじまいだった…… というお話です。全体的に暗く湿っていて、後味の悪そうなお話にはなりましたが、生命や新しさを想起させる結びの文でなんとかバランスを取ろうと無駄な抵抗をしてみました。
メタ的な反省をすると、梓さんの家族内における父と弟の影の薄さが目立ちすぎたな、と感じています。言い訳をさせていただくならば、梓さんの視点から話を展開する以上、目に映るのは彼女の興味に沿ったものではなくてはと思い、彼女の心の大部分を占めるであろう、母と祖母の話が中心になってしまった、という訳です。そうだとしてもあんまりではあったので、今後の創作においては気をつけていきたい所存です。
さて、ここからは作品の外に目を向けて、裏話的ななにかをしたいと思います。いくらかの部員にはお話したのですが、実の所、『愛憎』は私の知り合い、つまり実在する人物の半生に着想を受けて書き上げました。その方はあっけらかんと、まるで普通のことのようにお話ししてくれたのですが、そこに至るまでの当人の心境の過程を想像し、心に深く染み入り、思うところがあったので、小説の題材にする許可を頂き、この作品が生まれることになりました。この場をお借りして改めて御礼申し上げます。このあとがきを読んでいただけているかはわかりませんが……
最後に、「愛憎」と銘打った作品を書くにあたって、私なりに色々と愛や憎しみについて改めて考察もしてみたのですが、そんな難しいことを考えてみても、愛どころか初恋も知らない、恋に恋する乙女である私には答えは見つかりませんでした。私はなにもわからないままでしたが、この作品を読んでいただけた皆様の、心の琴線にほんの少しでも触れられていたら、と願うばかりです。
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